2008年11月 8日 (土)

スウィング・ガールズ!!

今日テレビで「スウィング・ガールズ」
あった。
今では有名になった上野樹里、貫地谷しほり、
本仮屋ユイカ、
平岡祐太
の顔ぶれが見える。

なんで今頃「スウィング・ガールズ」があるのか
と思ったら、矢口史靖(やぐちしのぶ)監督
新作映画「ハッピー・フライト」の宣伝とタイアップ
だった。そういえば「スウィング・ガールズ」
宣伝で昔同じ枠で「ウォーター・ボーイズ」
やっていたなあ。

それにしてもあの頃”スウィング・ブーム”
おこって雨後のタケノコのように出てきたのCDは
どうなってしまったのだろう。スウィング・ビッグ・
バンドのコンピレーション・アルバムはたくさん
リリースされたが、結局それ以外のビッグ・バンド
まではいたらなかった。まことに残念。
もう日本にはビッグ・バンド・ブームはおこらない
のだろうか?

スウィングガールズ スウィングガールズ

著者:矢口 史靖
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スウィングガールズ ファースト&ラスト コンサート スウィングガールズ ファースト&ラスト コンサート

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スウィングガールズ (Blu-ray Disc) スウィングガールズ (Blu-ray Disc)

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2008年9月21日 (日)

ジャズ誕生の瞬間を見逃すな!あれっ?それってどこ??(ニューオリンズ)

ジャズのおいたちを知ることは有意義だ。
でもあんまり昔にさかのぼり過ぎて、
南北戦争か何かの戦争で、兵士たちが
捨てていった楽器を黒人たちが拾い、そこから
ラグタイムが生まれて、後にディキシーラン・
ジャズ
に至る。」なんて所にいってしまったら、
どんなに気の長い人でも「もう結構」となるのが
オチ。せめて禁酒法の時代ぐらいから始めよう。
映画「ニューオリンズ」のDVDだ。値段も安くて
500円のワイコインで買える。

ニューオリンズ

出演者も実際のジャズ・メン(ウーマン)が出て
いる。その中でもきわだっているのがルイ・
アームストロング(サッチモ)
ビリー・ホリデイだ。
二人とも歌や演奏を劇中で披露してくれるので
何とも楽しい。その上ジャズの歴史を知ることも
できるのだ。二重にトクだ!!

特にジャズの語源となったシーンがある。本来なら
劇的なシーンなのだが、翻訳者がジャズの歴史に
詳しくなかったのか、スルリと過ぎてしまう。もっと
残念なことに、その直前のシーンで、サッチモ
演奏に感激したカジノのオーナーが、賞賛の言葉と
共にあろうことか、あるはずのない”ジャズという
言葉を使ってしまっていることだ。そのため次の
シーンの意味がまったくなくなってしまっており、
おまけに”ジャズの語源”叫ぶ役者がベロンベロンに
酔っ払った演技をしているので、ただのヨッパライの
”たわごと”
にしか見えないのである。(こう書いて
おかないと、スルーしてしまいそうなぐらい短いシーン
なのだ。)それ以外は十分に楽しめる娯楽作だ。

1947年のアメリカの作品なので、黒人が主役ではなく、
一応白人のカジノのオーナーのニックとオペラ歌手の
ミラリーのラブ・ストーリーになっている。だが場面場面
でドキュメンタリーではないかと思えるほど歴史の真実
に迫るシーンがあるので、

「お堅いジャズ史の教科書よりこの一本」である。

ニューオリンズ ニューオリンズ

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2007年6月23日 (土)

ヌーヴェルヴァーグの埋もれた映画を見る

たまにフランス映画が急に見たくなることがある。
昔はテレビでよくいろんなフランス映画をやっていたが、
今はほとんどない。見るとするとレンタルビデオを借りるか
DVDをを買うか。レンタルは返すのが億劫なので、
あまりいかない。そうするとDVDを買うしかないか…。

いざDVDを買うとなると、”ああ、これは前にテレビでみたなあ”
”最近のフランス映画はドロドロした恋愛物ばかりだなあ”
とかで、なかなか決まらない。情報もなかなか手に入らない
のもあるが、アメリカのスターほど名前を知らない(あるいは
覚えられない)というのもある。

今回はパッケージの写真がいいのと、モノクロ映画ということで、
「気のいい女たち」を選んだ。まったく聞いたことのない映画
である。それもそのはず、1960年フランス公開にもかかわらず、
日本で初めて公開されたのが1995年で、そうとうに埋もれた
映画なのである。

登場人物の中心になるのは、町の電気店で働く4人の若い娘たち。
たまに来るお客が買うものといえば、電池か電球くらいであまり
仕事にもやる気がなさそうである。彼女たちの楽しみはむしろ
勤務の終了時間の7時を越えてからであり、4人は仲が良く
それから夜の町へ一緒に遊びにくりだすのである。

それにしても登場人物の4人の内の3人が顔がよくにていて
区別しにくい。黒髪そして目の色はモノクロでわからないが、
暗い色をしている。名前もジャーヌ、ジャクリーヌ、
ジネット
とわかりづらい。だが映画がすすむうち性格も
なんとなくわかってくるころから、次第に区別がつくように
なってきた。

ジャーヌはノリがよく騒ぐのが大好きで、ナンパされればついて
いって一夜をともにするような奔放な娘。ジャクリーヌは仕事中
でもいつもボーっとしていて、感情をあまり顔に出さない何を考えて
いるかわからない娘。ジネットはジャクリーヌのルームメイトだが、
時々1人で行動することのある謎の多い娘。

最初は群像劇のようで、誰かにスポットを当ててストーリーが
進むことはない。だが4人のまわりをいつもバイクに乗った男が
うろつくようになってから、その中の1人を中心に話はまわり
だすのだった。その1人の女性とは。

一番仕事にも恋にもやる気のなさそうなジャクリーヌである。
ジャクリーヌはその男の存在に早くから気づいていて、
「誰を見ているのかしら」と気になってしょうがない。
そのうちどこへ行ってもバイクの男の姿を探すようになる。
感情に乏しいように見えたジャクリーヌこそ、一番
”白馬に乗った王子様”を待っているお姫様なのであった。
では、バイクは現代の(といっても1960年代の)白馬のタトエか。

それにしてもこのバイクの男なんとなく胡散臭い。
目もなんとなくギラギラしていて、フランス映画のヤサ男と違って
いるなと思ったら、仏伊合作だった。なるほどね、イタリアなら
いるかもしれない。
4人が町の室内プールで、2人の悪ふざけのすぎる男たちに
プールの中に何度も沈められて困っているとき、バイクの
男が助けに入り、それから2人の仲は急接近する。
バイクの男は「話しかける機会を待っていた」といって
いたが、どうもそんな風に見えない。しかし恋する乙女は
すべて鵜呑みにしてしまう。
そして衝撃のラストへ。公開当時も賛否両論あったと
いう。もしかしたら、昔より今の方がこの終わり方も
あるのかも。意外といい映画だった。

日本映画「狂った果実」のパリ公開がヌーヴェル
ヴァーグに大いに影響があったことはよく知られて
いる。今見ても日本映画というより、ヨーロッパ的な
香りがする。
この「気のいい女たち」にはキャバレーかナイトクラブ
のシーンがよく出てくる。まるで昭和30年代の日活
映画のようだ。昼間は死んだようで、夜は生き生きと
遊び回る。まあ、どこの国でも若者の風俗慣習
は同じだよと言われればそれまでだが。

「狂った果実」と「この映画」を見てふと思った。
科学文明は進化した。しかし人は進化したか。
家にも帰らず夜更けまで盛り場をうろつき、
仲間とたむろして時には無軌道な行動もする。
最近昭和30年代が流行したが、そのころと
よく似ていないか。
人は変わっていないし、退化しているかも
しれない。

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2007年4月 5日 (木)

平四郎危機一髪!

平四郎危機一髪をケーブルテレビで見ている。
最初は石坂浩二が主演だった。だが1クールで
降板している。確か当時の記憶ではチョコレート
のCMに出ていて、(バーバーバーバーチョコバー!)
チョコバーの食べすぎで鼻血が止まらなくなったとか。
今考えると出来すぎの理由である。
ストーリーのあらましは、花屋の若旦那が趣味で探偵を
やっているという設定で、事件を推理していくシャー
ロック・ホームズ風。
石坂浩二は若い頃はほのぼの系のホームドラマが多くて、
(「ありがとう」や「2丁目三番地」など)探偵という
イメージがない。とくにアクション・シーンはリアリティー
に欠ける。(いい意味で人をなぐるけるのイメージがない。)
探偵役には早すぎたと思える。(つまり後の金田一まで待た
なければならない。)
その後を継いだのが宝田明。むしろこちらの方がこの役に
向いているようだ。白黒のシリーズの残り1クールを演じ
好評につきカラーのシリーズが「新平四郎危機一髪」として
続く。エレガントでダンディ。その上ハードボイルド。
宝田明は子供の時に見たゴジラ映画の印象しかなかったが、
いまさらながらうまさに気づく。全体の音楽もいい。ジャズ
テイストで白黒の時は日本のフィルムノワールという感じが
ある。藤谷虹二が音楽担当で、この人はスイングのクラリネットの
人とばかり思っていたが、なかなかにモダンでかっこいい。
カラーになってからは設定が変わって若い男女の店員が加わり、
”平四郎ガールズ&ボーイ”といったスタイルで、後の
キーハンターやアイフル大作戦、バーディ大作戦のはしりといった
展開に変わっている。平四郎も名うてのプレイボーイに変貌している。
何もかもが新しくなって今後が楽しみだ。
最初のエンディング曲はフォークソング風だが、宝田明に変わってから
そのジャズ・バージョン、カラーに変わってからは別の曲になったが、
アレンジのせいか、ルパン3世のテーマに似ている。(もちろんこちらが
先だが。)

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