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2009年1月12日 (月)

コンボでもビッグなサウンド(村田陽一とソリッド・ブラス)

村田陽一のCDを買ったのは、
ある”勘違い”がきっかけである。

その時所属していたアマチュア・ビッグ・
バンド
で演奏した、
「放蕩息子の帰還」という曲を気に入り、
その曲が入ってるスーパー・トロンボーン
「ハロー・ヤング・ラバーズ」のCDを
CDショップで取り寄せようとしたが、
廃盤で手に入らず、たまたま同じ
トロンボーンで当時売り出し中であった
村田陽一とソリッド・ブラスのCDの中に、
原題が同じ”RETURN OF PRODIGAL SON”
という曲を発見したからだ。

カバーだと思って聞いてみたが、予想に
反して同名異曲だとわかったが、
アンサンブルはそれを補って余りあるほど、
素晴らしいものだった。
それまでトランペットの高音ばかり好んで
聞いたいた傾向が、低音のハーモニー
けっこういいぞ」と変わり始めたのだった。
それに1曲でも自分のツボにはまる曲が
あれば、それだけでもう買いなのである。

Double

1995年の作品であるこの「ダブル・エッジ」では、
「グッド-バイ・ポーク・パイ・ハット」、
チャールス・ミンガスの曲だ。
ミンガスジャズ・ミュージシャンには
受けがいいらしい。

最初はトランペット2本、サックス3本、
トロンボーン2本と思ったが、トロンボーン
は1本で、1本はチューバだった。
リズムはドラムのみ。村上”ポンタ”秀一
叩いている。なんとも変則的な8人バンドだ。
サックスの構成はアルト、テナーバリトン
が加わっているので、より低音度が濃くなって
いるのがミソで、重厚さが増している。
チューバベースの代わりをしているのだろう。
大編成のビッグ・バンドではチューバは聞いた
ことがあるが、コンボはあまり聞いたことがない。
その上各人が持ちかえでユーフォニウム
フルートソプラノ・サックスクラリネットなど
多彩な楽器を使っているので、並みのビッグ・
バンド
を軽く超えたサウンドの豊かさを持っている。

トランペットエリック宮城が加わっているので、
1曲ぐらい提供しているかと思ったが、オリジナル
曲の作曲とカバー曲のアレンジは全て村田陽一
が担当している。

人数は8人だが、ビッグ・バンドに匹敵するパワーだ。

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