オリオンの星座の下で
冬のこの時期になると、家に帰り着く頃には
オリオン座が目の前に迎えてくれる。
いつも夜は帰りが午前12時前になることが多く、
当然バスもないので、タクシーでのご帰還となる
のだが、タクシーを降りたとたん、家の屋根近く、
2階からなら手が届きそうな位置にオリオン座が
見えるのだ。(もちろん手が届くわけないが。)
こんな時どん曲が一番合うか考えてみた。
最近お気に入りになった「スター・アイズ」なんか
いいんじゃないか。
では誰の「スター・アイズ」がいいかとなると、
そうたくさん聞き分けているわけではないので、
限られてくるが、その中から最高と思うのが
「ヘレン・オコーネル」の歌だ。
満天の星空の下で歌っているような、とても
ムードのある歌である。インストのバージョン
よりこの曲は歌の方があうと思える。
この曲が収録されているのが、
「グリーン・アイズ」というアルバム。
ジャケットの写真が、緑色のバックに
緑色のドレスに揃えていて、なかなか粋である。
1957年の作品で大時代的な演奏が今は
シャレて聞こえる。
ヘレン・オコーネル自身は抑揚の大きい歌い方で、
多少大仰にも聞こえなくもないが、個性的とも
言える範囲だ。
ハープを前面に出したストリングス・オーケストラが
歌をひきたてている。
このぐらいの歌い方がオーケストラをバックにした時
歌が負けることなく輝きを増すのだろう。
他にも「タンジェリン」という曲では管楽器をを中心
としたオーケストラに変わって、ダイナミックな
歌を披露する。曲によって変化に富む構成だ。
気合の入った歌唱を聞きたいなら、
この歌手は最適だ。
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